今日、東日本大震災から丸8年が経ちます。
府中市として、これまでに岩手県大槌町、釜石市、宮城県東松島市、石巻市、仙台市、多賀城市、気仙沼市、七ヶ浜町、岩沼市、福島県浪江町、いわき市に職員を派遣しました(府中市HPより)。
しかし、復興に向けて少しずつ進んでいますが、今年の3月時点で3,418名の方々が、仮設住宅で生活している状況であることを、私達は認識しないといけません。

私も、2013年2月から5月までの3ヶ月間、岩手県釜石市で支援活動を行ってきました。仮設住宅に住む被災者の健康と心の癒やし、また仮設の集合住宅内でのイベントコーディネートや相談事業、支援活動を行う団体との情報共有とコラボレーション、行政と市民の橋渡し等、現地のニーズに合わせて様々な活動をしてきました。そうした活動を通じて感じたことは、被災された方々に私自身が支えられた事です。

私自身は特別な資格もあるわけでもなく、釜石市と縁もゆかりもありませんでしたが、災害で生き延びた方々に、物事に対する見方や考え方を学ばせていただきました。
自然災害とはいえ、被災によってこれまでの生活を変えさせられてしまった気持ちを、誰にも言えない状況は、非常に過酷でもあると思います。
しかしながら、現地の方々の復興に向けて、自分たちで取り組むんだという力強い気持ちに心を揺り動かされました。

その想いは、私の活動の柱となっています。

仮設住宅に住む60代の男性が、盛岡市に移転するとき、私に声をかけてくださいました。
「もし困ったことがあったら、いつでも私の携帯に連絡してくれよ。俺も頑張るけど、君を応援したいからな。」
と、私にそっと移転先の名刺を渡してくれました。
ご自身のことでも大変なのに、自分よりも他の人を案じるその気持ちに、私はもう涙をこらえることでいっぱいでした。

今、地元に戻り市議会議員として活動をしていますが、釜石での経験をこれからの活動に活かすと同時に、釜石を始めとする被災地域に想いを寄せていきたいと思います。
あれから8年。被災で亡くなられたご遺体には身元不明の方もまだいらっしゃるとお聞きしています。
東日本大震災で亡くなられた方、今もなお行方不明の方、そして御遺族の方々に、心よりお悔やみ申し上げます。

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