11. 火の元や火の気に注意が必要な品の管理を徹底していますか?
火を使っている時は、その場を離れないようにしましょう。使っていない時は、ガスコンロの元栓を閉めたり、ライターを安全な場所にしまったりしましょう。引火しやすいスプレー缶やカセットボンベなどは、火の気のない所で管理し、使い切ったら速やかに、危険ごみとして排出しましょう。
12. コンセント周りや電気コードの点検をしていますか?
使っていない電化製品は、プラグをコンセントからはずし、コードをまとめておきましょう。コンセントやプラグにホコリがたまらないよう、こまめに掃除をして、火災を防ぎましょう。
13. 電池や電池を使う品の点検をしていますか?
電池の使用期限をこまめにチェックし、適量を持ちましょう。リチウムイオン電池は危険ごみ、それ以外の電池は有害ごみです。液漏れを起こした電池は、使っていた物とともに、すぐに使用をやめましょう。絶対に、漏れた液(白い粉)を直接触ったり、その手で目を触ったりしてはいけません。
※ 2023年1月より、東京都府中市では、ボタン電池を「有害ごみ」として収集することになりました。円形の「コイン型リチウム電池(表面にCRまたはBRの文字があるもの)」も「有害ごみ」となります。危険ごみとなるのは「リチウムイオン電池(表面にLi-ionの文字があるもの)」です。
14. (庭や駐車場がある方)草抜きや木の剪定をしていますか?
草や木が伸びてしまうと、視界や動線が悪くなってしまいます。草抜きや剪定を定期的に行いましょう。自力で行うことが難しい場合は、家族や知人、府中市シルバー人材センターなどにお願いしてみましょう。
15. 買い置きや買いだめは、使い切れる量にしていますか?
物を必要以上に買いだめてしまうと、部屋を圧迫するだけでなく、本当に必要としている方に迷惑をかけてしまいます。今一度、適量を確認し、全部必ず使い切れるという量を持つようにしましょう。
16. 室内に多くある物の中に、誰かが喜んで使ってくれそうな物はありますか?
十分な量があり、状態が良い物については、使ってくれる誰かに譲ってみてはいかがでしょうか。余った食料品については、条件を確認した上で、フードドライブに提供するのも良いでしょう。
17. 使いやすい場所に、ごみ箱やごみ袋はありますか?
決められた場所に、その都度、ごみを捨てる習慣をつけましょう。この時、ごみ箱やごみ袋がないと、上手にごみを捨てられません。掃除が苦手という方は、まず「ここであれば、絶対にごみを捨てられる」という場所を決めて、ごみ箱やごみ袋を置きましょう。
18. 目に入りやすい場所に、ごみカレンダーはありますか?
ごみカレンダーは、今日がどのごみの収集日かを確認する時だけでなく、掃除のスケジュールを決める時にも役立ちます。回収日が少ないごみについては、特に計画的にまとめるようにしましょう。
19. 市のごみ回収の他、地域や店舗での資源回収を活用していますか?
リサイクルのため、古紙(雑がみ)や新聞紙などを地域の自治会が、牛乳パックや食品トレーなどをスーパーマーケットが回収しています。他にも、利用できる資源回収がある場合は、対象品や利用要件を確認し、正しく活用していきましょう。
20. すぐに連絡ができる人や、頼れる人はいますか?
家族や友人、かかりつけ医など、困った時にすぐ連絡・相談できる人がいると安心です。いない場合は、市の地域福祉コーディネーターにお問い合わせください。お住まいの地域で、困りごと相談会も開いていますので、ぜひご活用ください。
いかがでしたでしょうか。ここで挙げた20項目だけで、全てを賄える訳ではありませんが、まず、できることをできる時に進めていくことが大事だと思います。少しずつでも不安を解消し、「備えあれば憂いなし」と言えるようにしたいものですね。