核兵器禁止条約を政府へ求める意見書が不採択に!

 12月19日に行われた府中市議会本会議では、府中原爆被爆者の会「府中きすげの会」から提出された「政府に核兵器禁止条約」へ参加を求める意見書の提出についての陳情」の審議を行ないました。
 私は当然、この陳情を是非とも府中市議会として政府に意見書を提出すべきと言う立場で以下の意見を申し述べましたが、市政会(自民)と公明党の議員によって「不採択」という結果になってしまいました。本当に残念です。特に今年は核兵器禁止条約を推進してきたICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)はノーベル平和賞を受賞し、その中にはSGI(創価学会インターナショナル)も運動に参加してきましたが、公明党の議員には賛同を得られなかったことは本当に残念です。

稲津:「委員会の審議の中で出た議論の一つとして、核兵器の保有国が参加しない状況では「核兵器禁止条約」は実効性がなく、核兵器廃絶に向けた現実的な外交に有効性を持たない。また、賢人会議を通じて核廃絶への具体的な歩みに貢献するため、本陳情は不採択を主張するとの意見がありました。
 私は、この件につきまして、はっきりと日本が取るべき立場を示すことが今後の日本の外交においても、非常に大きな役割を発揮するものと考えます。特に経済的協力関係を維持していくのであれば、しっかりとカードを出し、軍需産業を育むような方向を断ち切って、人や社会に役立つ物やサービス、人材を育成していくよう示す事が今こそ必要です。また、核兵器禁止の方向は、世界中の国々の流れとして、これ以上後退する状況にはないこともしっかりと認識すべきであります。
 本日、陳情を提出した方々のこれまでの壮絶な体験と想いを無にせず、将来の世代につなげるためにも、是非とも府中市議会からも日本国政府に対して、核兵器禁止条約への参加を求める意見書を提出し、核廃絶に向けた取り組みを一層促進するために、当該委員会で不採択を主張された会派に是非とも、ご理解とご協力をお願いし、私の意見といたします。」