沖縄戦と現代の戦争:忘れてはいけない歴史
戦後80年となる2025年6月23日は、沖縄慰霊の日です。
今年の4月に府中市議会市民フォーラムは、まだ沖縄県に行ったことがない仲間がいた事から、戦後80年を迎える今年に平和行政の一環として沖縄県へ行政視察に行ってきました。
世界では今、イスラエルによるガザ地区への侵攻と空爆により、病院でさえも安全な場所とは言えない状況と、国連による食糧支援も行き届かないという状況は、想像を絶します。また、ロシアによるウクライナへの侵攻も2022年2月24日から3年以上経ち、未だに紛争が終結する気配が見えず、一般市民の犠牲が後を絶ちません。
アジアでも、アメリカの軍事的介入もあり、中国や朝鮮半島、沖縄の緊張も高まっています。
しかし、80年前に経験した沖縄戦は、本土に住む国民の心にも、しっかりと刻まれなければなりません。
戦争による犠牲者はいつも、非戦闘員の一般市民や女性や高齢者、子ども達です。
また、戦闘員である軍隊は国という体制を守る事が優先され、必ずしも自国民の命を護る訳ではないからです。
80年前の沖縄戦の悲劇を繰り返さぬよう、これからの若い世代に平和な世界と政治環境をつくる事を改めて決意する事が最も大切です。
沖縄戦で亡くなられた方々に、心から哀悼の意を表し、政府の行為による戦争という過ちを二度と繰り返さないことを、ここに誓います。