参議院選挙2022 東京選挙区は松尾あきひろ「心の痛みがわかる政治を」

 6月22日から始まった第26回参議院選挙。投票日は7月10日(日)です。
東京選挙区では、定数6名のところ34人が立候補しており、立憲民主党は「松尾あきひろ」候補と「蓮舫」候補の2人を擁立しています。

選挙戦も終盤になり、選挙予想も様々なメディアで報道され、自民の2人、立憲民主党の「蓮舫」、共産党、公明党は当選が固いとされています。残る1人枠を「松尾あきひろ」、令和、維新の3人が争っている様相。当選がほぼ確定している候補者は、黙ってても当選します。よって皆さんにお願いしたいのは、最後の1人枠に「松尾あきひろ」を当選させる力を頂きたいということです。

なぜか?

それは、単に松尾さんの人柄がいいというだけではありません。今の政治に、松尾さんの存在が必要だからです。

松尾さんの経歴や学歴を見るだけなら優等生であり、何の失敗もなくここまで歩んできたと見えるでしょう。しかし、そうした経歴やキャリアにあぐらをかいてきた人ではない事が、この選挙戦を通じて見えました。

政治を志したきっかけは、友人の「過労死」でした。松尾自身も友人の遺族と一緒に労災の被害について事業主側と闘ってきましたが、法廷で勝ち取っても友人は生き返らない。やはり、過労死や自殺、精神的疾患に追い込まれるような働き方を強いている今の状況を改善するためには、政治がその役割を担うしかないと思い、決断したそうです。

この政治の世界、「俺が、俺が」の人が多い中で、本当の意味で「ただ人のために」という志で政治家になるには、純粋すぎるかもしれません。しかし、その志をもって本気で政治に飛び込む人がどれだけいるのでしょう。

選挙というのは、候補者やその家族にとって多くの犠牲が伴います。しかし、逆に犠牲を伴ってでも、今の社会や政治を正さなければ、誰がやるんだという決意と行動に、私は強く惹きつけられました。

私もこれまで労働組合で様々な団体交渉に行き、「事業主の声が会社のルールだ」と言わんばかりの理不尽な事業主や労基法等を無視した対応に、苦い思いをしてきました。ましてや今、個人事業主扱いとなっている労働者の過酷な労働環境はますます厳しくなることが想定されます。協会けんぽや厚生年金等の社会保険、労災保険や雇用保険等の労働保険にも入れない方々が、ますます増えてしまいます。将来、結婚して子供を産み育てることさえ贅沢と考える若い年代の方も出ているようです。

いつまで私たちは我慢し続けなければならないのか。

困った人がいたら、お互いに支えあう地域社会はすでにあります。ボランティアでフードパントリーやフードドライブで食材を必要な人に届けたり、無償で相談事に対応するカウンセラーは都市部にはいます。しかし地方ではそうはいきません。またそうした部分を地域社会の資源だけに任せていいのか。セーフティネットをバックアップし、サポートするのが政治の役割ではないのか。

「松尾あきひろ」さんには、そうした部分にしっかりと向き合う誠実さと行動があると私は思います。当選した暁には現場に入って当事者の声と想いを受け止め、国政の場で堂々と議論を展開し、予算と人材を充てるべく奮闘てくれるはずです。

今こそ、心の痛みがわかる政治を「松尾あきひろ」さんと一緒につくりましょう。その力を持っているのは「あなた」です。是非とも、その力を結集して「松尾あきひろ」候補を当選させましょう。