災害に負けない東京・府中市へ

稲津けんご事務所は、府中第七小学校の向かいにあります。


本日(3月11日)のお昼前、近くにあった避難場所の案内看板の貼り替え作業が行われていました。これまではマークと同じ緑色だったのですが、今回は信号と同じ「注意」を表す黄色が主体となっています。

ここで看板をよく見ると、あることに気が付きます。実は貼り替え作業前は、第七小学校から1㎞近く離れている「武蔵台緑地」を案内していました。これでは近隣の方にとって、避難も大変かと思われます。

それが、看板のすぐ近くの第七小学校となったので、距離の面で避難しやすくなったと言えます。また、視認性(パッと見て認識できること)が高まった看板も、安全な避難に一役買うだろうと思います。

大きな自然災害は無いに越したことはありません。しかし、自然ゆえに「絶対に起きない」とは言えません。いつ起きるか分からない災害に十分な備えが必要となってきます。

今回のような対策の他に、市が取るべき対策とはどのようなものでしょうか? 

これは、稲津けんご氏も「政策」の1つに掲げていることでもありますが、例えば、安全に避難するための経路や、避難場所でのケアを「適材適所」で行う体制を整えることが求められるでしょう。

稲津けんごが考える「災害対策」(2.をご覧ください)

避難経路になる道路の舗装も必要ですし、電線を地中に埋めて、電柱の倒壊や、それに伴う火災や通行止のリスクを無くすことも対策になるでしょう。住宅などの耐震補強も進めるべき事柄です。

また、市民の方が避難所での生活を余儀なくされた際、一律に支給される援助もございますが、実際に避難された方の体力や体調などに応じたケアが出来る体制も必要になってきます。

そこには医療、介護、教育、保育など、様々な分野との「適材適所」の連携が必要不可欠です。連携を十分になしたところで「誰も見捨てない」体制が初めて機能するでしょう。

奇しくも本日は東日本大震災から丸4年。稲津氏は、お昼に貼り替えられた看板を見ながら改めて、必要とされる災害対策を考えていました。

それをただ思うだけでなく、実際に具現化するためにまい進したいと稲津氏は決意を強くしています。