府中市の最北の所って、どこ?武蔵台3丁目
2022年7月28日に西国分寺駅前で朝の挨拶をしていたところ、お近くに住む府中市民から、中央線の北側にある道は暗くて雑草も茂り、夜道は危険なので、対策を講じてほしいとの声をいただきました。私は、中央線の北側は府中市の区域であるとは知らずにいましたので、その日のうちに現場へ向かい、状況を確認してきました。ここは、府中市の中でも最北に位置する場所であることを再確認しました。府中市民でも、この場所を知らない方々も多くいると思いましたので、ご紹介したいと思います。
下の写真は府中市武蔵台3丁目の中央線沿いです。赤い矢印の部分が、府中市最北の行政区域になっているところです。なお、この抜け道の北側に隣接する民家は府中市ではなく、国分寺市民となります。
右側の矢印から南へいく橋があるのですが、これは府中市の橋であり、「武蔵台3丁目跨線橋」という名称です。以前は武蔵台4丁目というところがあり、昭和40年に国分寺市へ編入されましたが、武蔵台4丁目が存在していた時代は市民にとって中央線を渡る橋として活用されたと思います。2つの矢印の間には、抜け道となっているような細い道があり、そこが府中市管轄の区域となっています。それでは、右の矢印から西へ行く抜け道の様子をご覧ください。
いかがでしたか。地元の方は知っていると思いますが、なかなか気づかない場所だと思います。
ここは最北の地であると同時に、府中市内で最も標高の高く(標高82m)、府中市内ある浅間山(標高79.7m)よりも高い場所でもあります。
市境はなかなか行政の目が行き届きにくいところでもあります。
府中市民がいない市の道路でありますが、こうした目に見えないところも目を配るように、これからも頑張ります。