2023年 年頭あいさつ

明けましておめでとうございます。

 昨年は、公私ともに多くの方々にお世話になりました。後援会の会員や自治会、町内の方々、北山商店会、労働組合、市内の市民活動団体、議員仲間、行政職員、政党関係者、駅頭演説でお声を頂く方々、市政・生活相談からの相談者、学校関係者、海外の友人、北山事務所のスタッフ、家族や親戚、小中高の同窓生、SNSを通じた仲間等、本当に多くの方々に感謝を申し上げます。

お正月は両親が眠る秋川霊園と「解放戦士の碑」がある西多摩霊園へ新年のあいさつに参りました。天候も良く、素晴らしい年のスタートとなりました。別の日に初詣へ行きましたが、引いたおみくじは小吉。年の始まりとしては控えめな運でしたが、大吉だと後はもういい事がないと思ってしまう性分なので、中吉、小吉ぐらいがちょうど良いと思っています。

今年は4月に統一地方選挙が予定されており、東京都内の議員選挙は21区、20市、2町、4村で実施されます。私が住む府中市も市議会議員選挙が予定されており、昨年の暮れから少しづつ政治ポスターが張り出されるようになりました。

今回、私は政治ポスターとして立憲民主党参議院議員の塩村あやかさんにお願いして、立憲民主党の2連ポスターを作成しました。是非とも、府中市議選告示日までに間に市内でポスター掲示のご協力いただける方がいらっしゃいましたら、是非ともご連絡を頂けると助かります。

そして、今回作成したポスターには「正しい政治を堂々と」というフレーズを入れさせていただきました。何が正しい政治なのかというと、今の政治が人の目に見えないところで乱用されていると感じているからです。政治の役割とは何か?何のために政治があるのかと考えたとき、社会に埋もれている弱者を救うために本来あるべきと考えたからです。

明治時代、栃木県出身の「田中正造」という代議士が政府に対し足尾鉱毒事件を徹底追及し、地元の農作物被害や生活困窮の問題を取り上げ、命がけで村民の声を政府のみならず社会へ訴えた人物がいました。また、栃木県にあった谷中村に貯水池をつくる計画が浮上し、谷中村は強制廃村されますが、田中正造は強制破壊される当日まで谷中村に住み続けて抵抗したという歴史がありました。政治とは、地元の声、想い、気持ちに寄り添い、正義感をもって行動し、実行することであると思います。

今、我々はコロナ過と物価高騰による経済的負担が増加しています。しかし、生活保護や年金額も上がらず、ましてや賃金や給与もインフレに比例して伸びておらず、実質的賃金や収入は下がっています。社会保険料も国民健康保険や年金が引き上げられ、益々負担が重くなっているのが実情です。

市民生活の実情を踏まえて、今後の府中市政をいかにしてくべきかを考えて行動してくことが今こそ必要です。

「正しい政治を堂々と」

来る市議選に向けて、市民の皆さんに堂々と訴え、行動することを今年の年頭の決意といたします。今年も何卒宜しくお願い申し上げます。