今回、広島県府中市を訪問したスタッフは、以前から「府中市」と聞けば真っ先に「広島県」を思い浮かべていました。そんな中で東京都府中市で暮らすことになり、どうしても疑問に思うことがあったのです。

スタッフ「東京都府中市と広島県府中市は姉妹都市ではないんですか?」
稲津けんご「東京都は長野県佐久穂町とは姉妹都市になっているけど…」
スタッフ「広島県府中市とは…」
稲津「特に何も無いねぇ」
スタッフ「何かしらの交流があっても良さそうなものでしょうに」
稲津「確かにそうだよねぇ…」

もちろん、佐久穂町との姉妹都市関係は良いと思います。しかし、同一の名前を持つ市は日本全国そうそうありません。これはある意味で強みやPRポイントになるのではないか?とスタッフは思ったのです。

そんな中、2019年6月のこと。立憲民主党広島県連合が誕生しました。県連の顔ぶれを見ると、広島県府中市議会議員が2名いらっしゃることが分かりました。

更に、広島県府中市議会のことを調べていくと、東京都府中市議会には無い制度や取り組みが多いことも分かりました。ならば、議会を見て立憲民主党の議員さんに直接お話を伺いたい!

スタッフ「備後府中に行ってきます」

こうして、スタッフは備後府中に降り立ちました。広島県府中市は「備後国府」があった場所。JR府中駅やその周辺には、備後国府に関する案内が幾つか見られました。

府中市役所に到着し、いよいよ議会へ。この日は委員会の開催日で、傍聴席に入って程なきところで議員さんとお会いすることが出来ました。

写真は向かって左から、立憲民主党の芝内則明(しばうち のりあき)議員、同じく立憲民主党の土井基司(どい もとじ)議員、スタッフ、社民党の水田豊(みずた ゆたか)議員です。

備後府中では、立憲民主党は社民党と共に会派「市民クラブ」で活動しています。そのため、立憲民主党に加え社民党側からも議会についてお話を聴くことが出来ました。

御三方とも大変親切で、それぞれに良い個性と味がありました。それぞれの議会の様子や、市が抱える課題などの情報交換も活発に行い、大変有意義な時となりました。

いよいよ、備後府中の市議会が始まります。そこで見た光景は武蔵府中よりも先進的であり、そこから学ぶことは非常に多かったのです。


ふたつの府中市 〜東京・広島 それぞれの良さを高める旅〜

※ 「パート1」から「パート5」までの感想部分は、事務所スタッフのものが中心となります。